やる気の正体
■やる気を出す方法
(1) 実行しようとしている事に対して興味がある
(2) 実行するに見合う報酬(栄誉、お金、快感など)がある
(3) 現実性がある明確な目標がある
「好奇心」「報酬」「目標」の3つがそろうとやる気が湧いてきます。
■「勝ち組」「負け組」の差とは
「妥協はたくさんしてきた。
自分に負けたこともいっぱいあります。
ただ、野球に関してはそれがない」
イチロー
コアコンピタンスとは中心的専門能力です。
これからの時代はコアコンピタンスをもっていない人は
食べていけなくなるかもしれません。
「この分野では誰にも負けない!」というあなたの専門分野を持てば
あなたは日本経済がどんなに不況になろうと
ストレスなく日々の生活を送れるはずです。
私自身、「勝ち組」「負け組み」という言い方はあまり好きではありませんが、
世の中で言われる「勝ち組」「負け組み」の差とは、
コアコンピタンスを持っているか、持っていないかだと思います。
■プラスアルファの価値をつける!
たとえば、営業ができる人や
コンピューターの技術者は世間に山ほどいます。
しかし、営業ができてIT系の資格をもっている人、
プログラムが書けて外国語もできる人となると
ぐっと人数が減ってしまいます。
コアコンピタンスは希少価値を生み出します。
プラスアルファの価値をつけることにより
それは絶対的な希少価値となるのです。
■「中心的専門能力」と「やる気の感情」はコンフォートゾーンで決まる
コンフォートゾーンはあなたの潜在意識、本能、
これまでの環境によって形成された価値観に影響されている
心地よい領域のことです。
人にはそれぞれ価値観があり、それは揺るぎのないものです。
価値観はそうたやすく変えられるものではありません。
とくに人間は年を重ねれば重ねるほど、価値観は変えにくくなる傾向にあります。
しかし、価値観は変えられます。
価値観が変わればコンフォートゾーンも変えることが簡単に出来ます。
■「紙に目標を書く」とそれが実現する!
多くの成功者は「紙に目標を書くと実現する」と言っています。
なぜなら、
目標を紙に書き上げることにより、
達成に必要な細かな事柄に気を配ることができるようになるし、
道から外れそうになったとき、
紙に書かれた目標が
あなたを元のあなたへ引き戻してくれるからです。
また、「紙に書く」という行為は
パソコンや携帯に文字を打つ行為に比べ、
書いたものがより記憶に残り、
脳全体を活性化させる効果があるといわれています。
■成功者の口癖(セルフトーク)について
人生の成功者はプラスの言葉を唱えて、行動に移している。
プラスの言葉は、ただ発するだけでは意味がありません。
「強く想う・連想する・願う」⇒「確信あるプラスの言葉にする」⇒「具体的に行動に移す」
という流れの一部です。
この3つのステップを左から行うことにより、
ツキがドンドンやってくるわけです。
■「マイナスの言葉」さえ使わなければ、あなたの人生は成功する
今度」「そのうちに」「ダルい」
「かったるい」「別にぃ」「お金がない」
など
あなたの口癖には、あなたの思考や志向が表れます
■あなた自身が合格したいと思わなければダメ
「自分のため」と意識できると、やる気はアップする
「あなたが学ぶすべてのもの」は、
あなたの収入や価値のアップにつながります。
■メンタルブロックを壊す
メンタルトレーニングは
メンタルブロックを壊すとこからはじまる
壊すには「ポジティブ思考」「自信」「意欲」が絶対必要
思った通りの自分に導く!
自分の目標で、主観的に成功しているイメージを描く
まず潜在意識の中にポジティブなメッセージを集中的、
継続的に流し込む必要があります。
■やる気に関する名言
実行なき者は成果なし
成果なき者は幸福なし
他人の評価を意識した生き方はしたくない。
自分が納得した生き方をしたい。
イチロー
■やる気が出ないのはなぜ?
理由は3つ考えられます。
1、本人なりに頑張ったが直ぐに結果がでなかった
2、頑張る方法を間違えたので結果がでなかった
3、そして、その時に嫌な思いをした
原因1⇒ あなた心(感情)に問題がある
やる気を生み出さない心の状態
・何事もネガティブに考えて行動する悪い習慣が
身についているのが原因。
原因2⇒ あなたのやる気に「感情」がともなってないのが原因
やる気になっている時は、ワクワク・ドキドキの感情がともなっているはずです。
■脳のやる気メカニズム
1、【自分が好きなこと】過去の記憶から楽しめることが明らか
2、【ご褒美】報酬または他人からの賞賛が得られる
3、【目標の管理により作業工程が把握できる】手順と見通しが予測可能
■やる気を出すには
1、結果がついてくるようにする
2、やる気を出す方向性を見定める
3、やる気を出すことに対して快の感情を抱く。
■3つのホルモンのバランスを一定に保つ
ドーパミン
アドレナリン
セロトニン
■脳の特徴
@あなたの脳はあなたのやる気を調節している
A脳が失敗を恐れるのは生き残るため
B脳はときどき「やる気」の供給を完全にストップさせてしまう
C脳はメリット、デメリットに超うるさい
D脳は好きと判断するとやる気が出る。 「本能が出すやる気」と「理性が出すやる気」
E脳は意外と騙されやすい
Fネガティブな言葉を使うと脳の思考を停止し脳が退化してしまう理由
【重要】
小さなやり遂げたという成功と自信を積み重ねて
習慣化していくことがやる気を保つ上で大事です。
■3つの敵
脳の敵 = ネガティブな思考と言葉
やる気の敵 = ネガティブな思考と言葉
生きるエネルギーの敵 = ネガティブな思考と言葉
整理力を身につけるとやる気が出やすくなる
平常心(心の落ち着き)がやる気を生む
不安要素を取り除けば作業に取りかかれる
本気になることが潜在意識のやる気を引き出す
2種類の動機付けをくっつけるとやる気は長持ちします。
外発的動機付け・・・人にやる気を起こさせるために、外からの報酬を与えて動機付けを高める方法
内発的動機付け・・・外からの報酬に依存しない動機付け 行動や学習へのやる気が内部から発している状態
過去の不快な経験を快の感情に変えるとやる気は長持ちします。
イメージの力想像力(イマジネーション)を活用してやる気になる気分をつくる
“今”やる価値を考える
「今できることをやる」に集中すればやる気が出る気分になれる
社会的な欲求を利用し、やる気が出る気分に自分をもっていく
人生の価値観をもつとやる気を生む
体の動きを変えることで気分が変わる
物事に対する視点(考え方)を変えることで気分が変わる
自分が発する言葉を変えることで気分は変わる
■やる気を維持する方法
作業内容と作業量の明確化
作業内容の細分化
やる気を出せる環境づくり
作業興奮のメカニズムを利用して止まらないやる気を手に入れる
さまざまな人の助けをかりてやる気が出る気分にもっていく
■「強い集中力」は毎日の読書で養われる
私たち人間の進化の過程をさかのぼってみると、
脳内に言語野ができたのは人類が誕生した直後の
20万年以上前(20万〜150万年前)のことです。
それによってコミニケーションと思考(内なる言語活動)が発達しました。
そして・・・私たち人間はつい最近(5千年ほど前)、
文字という知的ツールを使うようになりました。
(最古の文字は、古代エジプト文字とされています)
人間は脳に、文字を読むためと、
文字を認識するための特別な領域(ソフト)を持つようになったのです。
会話や思考のような言語活動に比べて、
読書という言語活動の起源はとても新しいといえます。
つまり、人間の脳をコンピューターに例えると、
最近になってワードの機能が使えるようになった感じでしょうか?
人類は文字を使いこなすようになった結果、
たった数千年で急速に賢く進化したわけです。
最近の脳研究によっても、読書をしている時は、
前頭連合野が盛んに活動していることが明らかになりました。
このことからも「読書」という行為は
「集中力」「やる気」にとって非常に助けになるといえると思います。
■子供のやる気を出す方法
やる気を出させるには、まず小さな結果をつくる
■実行力を身につける為には
行動できない人は「行動を起こす」を目標にする
結果はどうでもいいので、とりあえず実行した
という行為ができれば好しとするのです。
■インプットとアウトプットのバランス
やる気を上げるための知識ばかりを溜め込み、
自分で頭を整理しても、実行には移せない状態です。
それでは、圧倒的な行動力を身につけるには、
どうすれば良いのでしょうか?
大事なことは、
「自分を信じること。
やる気のある自分に変えられると信じること」
⇒ 意志の力
なぜなら、「あなたは常に自分が考えているような人間になる」からです。
⇒ 潜在意識
あなたが自分は目標を達成できる、と信じていれば、
今は目標達成していなくても、達成に近づく行動を自然にするでしょう。
■あなたが実行に移せない原因は何なのか?
実行に移せない原因は、
やらなければいけない事に「苦痛」と「快楽」を連想しているから
あなたは、やらなければいけない事に対し、「苦痛」をイメージし、
やらなくてもいい事に対し、「快楽」をイメージしているかもしれません。
苦痛のセルフトーク⇒ 「こんなに沢山できっこない」
快楽のセルフトーク⇒ 「明日やればいいじゃない」
(1)あなたがドンドン行動したければ「苦痛」と「快楽」を決めなおす必要があります。
人生の目的を基準にして、「思考の焦点」を決めなおす。
そして、「セルフトーク」「質問の力」で、「快楽」と「苦痛」を揺るぎないものにする。
(2)あなたがドンドン行動したければ「苦痛」と「快楽」を決めなおす必要があります。
「苦痛」と「快楽」を決めなおすには「感情のコントロール」をマスターする
■あなたを「行動に駆り立てるもの」は何なのか?
・本能的欲求
・社会的欲求
・成長の欲求
■行動は、明確な目標あってこそ
目標設定とは、すなわち目標達成へのナビゲーションです。
ゴールが明確になれば、それだけ実行しやすくなります。
■インプット(学習)したら、その日のうちにアウトプット(実践)
インプット(吸収)したものを
アウトプット(実行)するか、しないかが成功の分かれ道!
何でも片っ端からインプットするよりも、
少しだけでいいので確実にアウトプットすることに力を注ぎましょう!
※明確な目標を立てた上ですること
何か新しい物事を学ぶに際して、
わざわざ図書館に行き、沢山の書物を読む必要はありません。
すぐに消化不良を起こしてしまいます。
ちょっと本屋で立ち読みして、その日学んだ事をその日にすぐ実行!
こうすることにより、小さな進歩が実感でき、
やる気が持続し、実行することが苦痛にならなくなります。
そしてその小さな成功を積み重ねることにより、
あなたの実行力は加速度的に倍増していきます!
「成功する人」「成功できない人」の違いは、
アイデアを十分に活かした行動ができるかどうかです。
■引き伸ばしがあなたに与える悪影響
先延ばしにすればするほど、「やらなくては・・」と思う
憂うつ、不安、焦りになってしまいます。
やってみないうちから、リスクばかり考えてしまい、
第一歩が踏み出せない。グズ病の典型例です。
勉強や仕事から逃げると、「嫌だ」という感情は倍加します。
失敗や恐怖から逃げるため
目の前のことを引き延ばせば、
不安や心配はドンドン増えていきます。
しかし、正面から立ち向かえば
不安と心配は半分にすることができます。
■あなたが段取り通りに計画を実行できない理由とは?
理由(1)それは⇒ あなたの「分析力と判断力」の欠如
理由(2)それは⇒ あなたの脳と潜在意識に直ぐに取りかかる習慣がプログラムされてないから
理由(3)それは⇒ あなたが計画を遂行する喜び、実現した時の喜びを実感してないから
理由(4)それは⇒ 「身体」を動かしてないから
理由(5)それは⇒ あなたが作業に入っていないから
ある事に対して、「マンネリ化」した後のあなたは、以下のどちらかの行動をとるそうです。
1つ目は⇒ 飽きる (楽しくて仕方がない)⇒(一通り楽しむ)⇒(マンネリ化)⇒(つまらなくなり辞める)
2つ目は⇒ 習慣化 (楽しくて仕方がない)⇒(他のことに活用する手段とする)⇒(その事が習慣になる)
あなたの、勉強やダイエットなどが続かない理由は、1つ目の理由です。
あなたが今日もなお、自転車に乗ったり、車を運転しているのは、2つ目の理由からです。
× やる気が先に出て、何か作業に没頭できるのではありません。
○ あなたが何か作業をするから、やる気が出るわけです。
■「人生の差」は「習慣の差」
(1)一つのプロジェクト(試験勉強・ダイエット)に対し、
「飽きる」か「習慣」にするかはあなた次第
(2)良い習慣は良い人をつくる。
世の中に格差があるのは、生活習慣に差があるから当然
(3)引き延ばしを克服して、
良い習慣を身につける「3つのスキル」
@集中力
A行動力
B忍耐力
■引き延ばししそうな事柄をどうする?
(1)やらなければいけないノルマを分解して細かくし、少しずつ片づけていく
(2)報酬を与える
<メリット>
報酬が見込める
他人から賞賛が期待できる
過去の記憶から楽しめることが明らか
個体としてのメリット(栄養価の高いものが食べれる)
種としてのメリット(好きな人といい感じになる)
社会生物学的メリット(社会地位が向上する)
@脳は報酬(メリット)を与えてやると、やる気を出す
A脳は物事を快楽と判断すると、やる気を出す
■感情をコントロールするには?
@あなたの自己イメージを変える必要があります。
自己イメージは自己快適領域を変えることにより変えられる
Aあなたの自己快適領域を変える必要があります。
自己快適領域(コンフォートゾーン)を変えるには高い自尊心と目標を持つ
Bあなたが物事をどう解釈するかによって変わります。
否定的な物事に焦点を合わせれば、
否定的な感情は倍増し、ネガティブ思考になってしまいます。
人や物事を、表から見て悪いと思えば、
裏に焦点をあててみるのです。
常にプラスの面に焦点をあてる。
たったこれだけのことで、あなたの心はいい気分でいられます。
Cあなたが普段使う言葉を変えることによって変わります。
ポジティブな言葉は、いい未来をつくります。
ネガティブな言葉は不幸な未来をつくります。
悪口を言う人の顔は、言葉どおりに、
本当に意地悪そうな顔になっていきます
例えば・・・同じお金がない人でも、
1.お金がないからアルバイトしなければならない
2.お金がないからアルバイトしよう!
1は受動的な(社会に生かされている)生き方を選んでいる人が、
2は能動的な生き方を選んでいる人が使う言葉です。
しかし、たった一言あなたが発する言葉によって
ニュアンスが変わり⇒感情が変わり⇒結果が変わってきます
Dあなたの身体の動きを変えることによって変わります。
悲しい表情をすれば、悲しみは倍増します
スキップしながら泣く人は居ませんし、
肩を落として、うつむき加減で、心から笑える人も居ないはずです。
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