下積み生活が長くて自分でも怖くなる

なんだかんだと言いつつも
自分は30を過ぎました。

偶然に新聞で見つけた
小説家入門書を買って、独学3年。

2004年にネットで
あらすじ.comを見つけ、弟子入り8年。

下積み生活を
11年もやってます。

後輩がプロにデビューしたりして
すごーく焦りが出てきました。

仕事もフリーターだし
彼女もいなし、もうすぐ嫁に行った妹が出産。
俺はついに伯父さんかあ。

正直、自分でも何をしてるんだろう
と怖くなる。

スギちゃんの18年にもおよぶ
下積み時代をTVで観て、
あぁー苦労してるんだなと思った。

天童よしみも
10年におよぶい長い低迷期を経験し、
一度は引退しようとするが、
両親の説得により思いとどまる。

この勝つか負けるか分からない
あやふやな気持ち悪さを乗り越えてこそ
成功はやってくるもの。

天下人の徳川家康に言わせれば、

『鳴かぬなら 鳴くまで待とう ホトトギス』

なんですよね。

それでも辛くて諦めそうになることは
しょっちゅうです。

仕事でも簡単なことができずに
怒られてばかり。

でもその度にネットで知り合った人たちが
応援してくれます。

同人即売会に行った時も
売り子やコスプレイヤーに声をかけられず、
そのまま空戻り。

帰り際にサラリーマンをしたけど
漫画家を諦められなくて戻ってきた人の
看板を見かける。

なんだかこみ上げてきて
泣きそうになった。

これで売れっ子の脚本家になれたら
きっとすごい達成感による感動があることでしょう。

死ぬまでに一度でも味わってみたいです。


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