キャラクターは発達心理学に沿って成長する

エリク・H・エリクソンによると

1.乳児期  (基本的信頼 対 不信)
母子関係において,乳児が基本的不信をうわまわる
基本的信頼のパターンを確立できるか否か


2.児童期  (自律性     対 恥、疑惑)
排泄のしつけを通じて,幼児が「保持しておくことと手放すこと」
を協調させ,自律的な意志を身につけることができるか否か


3.遊戯期  (積極性     対 罪悪感)
エディプス・コンプレックスによる罪悪感を乗り越えて,
自発性・積極性を身につけられるか否か


4.学童期  (勤勉       対 劣等感)
劣等感や不全感にうちひしがわれてしまわないで,
勤勉さ,達成能力を身につけられるか否か


5.青年期  (自我同一性  対 役割の分散)
急速な身体的成長と性的成熟がもたらす、
自分についての自他のイメージや認識の動揺を克服して、
自我アイデンティティの感覚を得ることができるか否か


6.壮年期  (親密さ     対 孤立)
アイデンティティの融合に裏づけられた
友情,愛,性的親密さを得ることができるか否か


7.中年期  (生殖性     対 自己没頭)
次世代をはぐくみ,世話することに
喜びをかんじられるようになるか否か


8.老年期  (統合性     対 絶望)
自己嫌悪に陥ることなく,自己の人生を自己の責任として
受け入れることができるか否か

の8段階が人生なのです。


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