私は『才子、才に倒れる』でした

自惚れと傲慢。

なまじ才能があるから
それである程度までいけてしまう。

しかしやがて限界が来て
落ちぶれる。

やはり我流は中途半端で悪い癖がつく。

研究された定石や法則の統計学には
ぜんぜん及ばない。

古典を知らないものは
味付けも意見も浅はかだ。

基本を志す者に
驕り高ぶりはいらない。

塩ラーメンに余計な濁りは必要ない。

よーく考えてみよう、
才子、才に倒れるという諺の意味を。


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