物語の体操という本で
大塚英志が語っています。

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まんがを描く才能の分裂の仕方には一定の方向があります。
どうやら、次の五つぐらいに分かれるというのが経験上の印象です。

1.キャラクターやメカニックといったデザインワーク及び一点もののイラストレーションを仕上げる技術。 
2.物語世界の設定やバックグラウンドのディテールを構築し、埋めていく技術。
3.ストーリーをセオリー通りに構築していく技術。 
4.コマを割り、ストーリーをまんがとして演出していく技術。 
5.既存の作品の設定やキャラクターを借用したりアレンジする技術。 

１、２、５に突出した者が多く、
３、４に突出した者が少ないことが
「物語る技術の後退」という印象につながっていたわけです。

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あなたは５つのうち、どれですか？