毎日やるためにルーティン化しよう

ルーティン化には、
無意識の記憶を司る線条体や小脳が関与していると考えられます。

毎日の習慣にすれば、朝のこまごまとした身支度が苦にならなくなるのも、
無意識が勝手にやってくれるからです。

くり返すことで体が覚える。無意識だから苦にならない。
そういう状態を一般的には、「集中している」と呼んでいるのです。

情報を読みっぱなしにするのではなく、
これはと思ったモノについては
繰り返し読むのが習慣化に向けての第一歩。

習慣化に向けての次のステップは実際に行動にうつすこと。
ここで大事なのは、やろうとすることを決め、
できたかできなかったのか毎日反省すること。

できていなかった場合は、具体的にどのシーンでできなかったのか、
どうすべきだったのか、何故できなかったのかを考える。

なぜできなかったのかを考える
というプロセスを繰り返し踏むと、
自分に向いているものは自然と習慣化されていく。

このプロセスを実現するためには、
なるべく簡単に反復しやすい作業にするためのアイデアが必要だ。

また、何でも完璧にやろうとしないことも
習慣化に向けての大事な考え方と思う。

ルーティン化は、面倒なことをやるのに
非常に強力な方法なのです。

脳には『ワーキングメモリー』という
短期的な記憶を処理するメモリーがあります。

実は意外に容量が少なく、
1度に意識できることは七つ程度が限度だといわれています。

一方、無意識の記憶に制限はなく、
無意識の領域に仕事をさせれば、
より多くのことが同時並行で処理できます。

この性質を利用しないのはもったいない。

毎日やるようなこまごました仕事は、
ルーティン化することで脳の無意識に任せてしまいましょう。


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