作風の意外な路線変更がうまくいく

さくらももこは
正統派の少女漫画家を目指していました。

ところが頑張って
作品を投稿しても落選ばかり。

ある日、学校の授業で
小論文を書けという課題が出ます。

難しいので
コミカルなエッセイのように書き流したら
それがなんと90点を超える高得点。

彼女はふと気がつく。

正統派の少女漫画をやめて、
コミカルなエッセイ漫画を描けば
売れるかもしれないと。

そこで路線変更をして生まれたのが
ちびまる子ちゃんである。

自分はこれと同じ経験をしました。

FF7の味付けを目指していたら
うまくいかず挫折。

ゲームデザイナーのコラムに書いてあった
他人の作品を見て面白かった事を分解してネタにする

小説家入門書に書いてあった
ネタをタロットカードのようにシャッフルして作る。

この二つをしてみると
パクリですが面白かったのです。

その味付けを分析すると
不思議な事にFF7ではなく
人生ゲームと同じなのです。

自分もさくらももこのように
ふと気がつきます。

複雑な大人向けの味付けをやめて
単純な子供向けの味付けにしたら
売れるかもしれないと。

これは自分も路線変更かと思いきや、
金儲けのために味付けを変えるのは
やはりダメだと忠告されました。

どうせ作るなら売れ筋路線よりも
自分による芸術性の追求で。


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