恋愛の法則
<恋する人の心の変化>
1)好きな相手を美化する
2)同調作用
3)憑執傾向
4)内的世界と共存感情
5)不安を克服
6)人間的に成長
<愛の種類>
「あなたは○○だから好き」というようなのは、条件付きの愛。
「何があってもあなたのことが好き」という、無条件の愛。
<恋愛感情の特徴>
親和欲求
援助傾向
独占欲
恋愛感情の三要素が
恋愛の特徴であるとしている。
<恋愛の4つの感情>
■性感情
性感情が精神化したものが男女の慕情である。
性的人間になるためには、
身体的成熟の他に心理的な条件が二つある。
@ 女性・男性としてのアイデンティティをもつことである。
A 性感情を持つことにためらい(罪悪感)をもたないことである。
■理想我
自分の求める人物像と合わして自分を完成させようというのである。
■愛
安心しきって相手に自分をゆだねている。
二人の心が同化している。
恋愛には思考・感情・行動が
枠に囚われすぎないことである
■自己開示
自己開示には相互性があり、
相手の自己開示の程度に合わせて
自らも自己開示する。
これが互酬性の原則である。
つまり、お互いに自己開示を繰り返すうちに、
親密になるのである。
<リーの色彩理論>
■ルダス型:
恋愛をゲームと捉え、楽しむことを大切に考える恋愛。
交際相手に執着しないので、嫉妬や独占欲を示すことはあまりない。
複数の相手とも交際することができる。
いずれの相手とも距離をとって付き合うので、
自分のプライバシーに踏み込まれることを嫌う。
遊びの情報をたくさん持ち、恋人と一緒にいる時は相手とともに積極的に
たのしもうとする。
■プラグマ型:
恋愛を地位の上昇などの恋愛以外の目的を
達成するための手段と考えている恋愛。
社会的に高い地位に就きたいとか、様々な目的にそって、
恋愛相手を選ぼうとする。
相手を選択する際に社会的な地位の釣り合いなど、色々な基準を立て、
その基準に合う人を選ぶ。こう書くとかなり利己的な印象を与えるが、
見合いやコンピューター見合いはこれにあたる。
■ストーゲイ型:
穏やかな友情的恋愛である。
長い時間をかけて、知らず知らずの内に愛が育まれるタイプ。
友情や仲間意識に近い感情をもっているので、
激しい嫉妬や不安などは感じない。
■アガペ型:
相手の利益だけを考え、
相手のために自分自身を犠牲にすることもいとわない愛。
嫉妬もしないで相手のために気を使い、自分のすることに見返りを
求めない。お返しに自分を愛してくれることさえも求めない愛。
■エロス型:
恋人の外見に強烈な反応を起こす恋愛。
きわめて強い一目惚れを起こす。
胸がときめき、張り裂けそうな感じになるそうである。
恋人の中に自分の理想の外見を見つけ出し、
相手の外見の美しさを褒め讃え、人にも話す。
恋愛を至上のものと考えていて、ロマンチックな考えや行動をとる。
■マニア型:
激しい感情をもつことを特徴とする。
独占欲が強く、悲哀などの激しい感情をもつ。
強迫的で 嫉妬深く 熱中し 愛されていることを
繰り返し確かめたがります。
相手が他の異性の話をするだけで、嫉妬心に駆られ、
相手の誠実さに疑いをもったりする。
不安が起こると、食欲が落ちたり、腹痛を起こしたり、
色々な身体症状が現れることもある。
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リーによれば、反対側に位置する恋愛型どうしは
互いに相手の恋愛を理解できないとしている。
エロス・マニア・アガペは
恋愛において起こりやすい基本的な気持ちだそうです。
詳しくはこちらで。
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