パソコン教室インストラクター向けの技術が役立つ

ふと昔を思い出す。

大学生の頃、具合を悪くして入院。
退院前に二年生のコース選択で迷う。

C言語などのプログラム技術を学ぶEコースか、
パソコン教室によるインストラクター向けの技術を学ぶUコースか。

初めはEコース志望だったのが
難しくて卒業できないと思い、
ギリギリでUコースにしました。

将来はクリエイターを目指してるのに
なぜUコース?

その答えは12年もしてから
分かったのでした。

変わったゲームを作るプロの先生がいまして
その秘訣をコラムで読むと

大学にはあらゆる分野で、自分より上手な人たちがいる。
まともにやりあったら勝てない。

だから一番になることは諦めて、
逆にこの優秀な人材をまとめる立場になった方がいい
と考えるようになったそうです。

それから、システム的な技術を伸ばす事になるのですが
その技術がゲームデザインにそっくり応用できたと言うのです。

普通に考えたら
プログラム言語や3DCGの技術が役立つと思いがちですが
他人に物事を伝えるときのアプローチや方法論
がレアな技術で役立つのです。

それがまさにUコースの科目だったんです。
嬉しいことにプロの先生と同じ道を歩いていました。

同期の卒業生の話を聞くと
Eコースを選んでも
クリエイターに成れなかった人がたくさんいます。

自分は今、電子書籍をネット販売しようとしてますが
Uコースを選んでよかったと思います。

これだから学問は面白い。


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