お題が無いと作れません

売れる文学作品には

舞台も登場人物も
ルールシステムも
お題も物語要素も必要なのです。


1.主人公を決める。(お題:目的)
2.敵対する者が誰かを決める。(登場人物:対立)
3.かれらが何について争っているかを決める。(ルール:価値観)
4.その対立や葛藤で生じる変化が何なのかを決める。(物語要素:変化)
5.主人公がその変化のためにおこす行動の理由を決める。(舞台:動機と理由)


特に自分が苦戦したのは
お題でした。

落語家もこれがないと
三題噺ができません。

不思議な事に他人から質問されると
答えられる。

お題を与えられてからの
空想により物語は膨らんでいく。

自分から何かを創作するのは難しいもの。
真っ白い紙の恐怖というやつです。

じゃあ、疑問を自問自答して
小説や脚本を書いてみようと思った。

お題は否定形にすると
うまくいきます。

誰も来ないバス停
食べてもらえない料理
客を嫌がるホテル
泣かない女…

これにより謎が生まれ、
その原因を知りたくなります。

つまりテーマとはキーワードによる否定形で
モチーフがその反論なのです。

お客からお金を貰える作品とは
なんとたくさん詰まっている事でしょう。

料理にも言えますが
濃さがポイントですね。


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