民話の7部構成

■第1部 :導入
α: 導入の状況 
β: 年長者の留守(外出)/死、もしくは年少者の留守(外出) 
γ: 禁止/命令/提案 
δ: 禁止を破る、命令の実行 
ε: 敵対者が、子供達/貴重なものなどの在処などを探る 
ζ: 敵対者が、子供達/貴重なものなどの在処などを知る 
η: 敵対者が、子供達/貴重なものなどに働きかける 
θ: 主人公が敵対者の前に現われる/敵対者の働きかけに応える 
x: 以上もしくは、だますためのすすめに同意することによって 作り出される、 予備的な不幸・災い 


■第2部:発端
A: 加害 / a: 不足ないし欠如 
B: 仲介、つなぎの段階 
C: 対抗の開始 
↑: 出立・主人公が家を後にする 


■第3部:贈与者
D: 贈与者の第一機能(主人公と贈与者の出会い/試練など) 
E: 主人公の反応(肯定的もしくは否定的) 
F: 呪具の贈与・獲得 
G: 探し求める対象のある場所へ、連れて行かれる・送りとどけられる・ 案内される 


■第4部:解決
以下のいずれか 

H: 主人公と敵対者とが、直接闘う 
J: 主人公に標がつけられる(傷つく、贈り物、記憶されるなど) 
I: 敵対者に対する勝利 

or 

M: 難題 
J: 主人公に標がつけられる(傷つく、贈り物、記憶されるなど) 
N: 難題を解決する/予め示されている解決 


■第5部:帰還
K: 発端の不幸・災いか当初の欠如が解消される 
↓: 主人公が帰路につく 
Pr: 主人公が追跡される 
Ps: 主人公は追跡から救われる 


■第6部:偽主人公
O: 主人公がそれと気付かずに、到着する 
L: ニセの主人公による不当な要求 
Q: 主人公が発見・認知される 
Ex: ニセ主人公の正体露見 


■第7部 :結婚
T: 変身(身分の変化、見た目の変化などなど) 
U: ニセ主人公、あるいは敵対者が罰っせられる/寛大に許される 
W: 結婚 


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