待ちぼうけじゃダメだ

小さい頃、親と遠足に出かけた時。
トイレ休憩で市場に寄ります。

そこでロボットのおもちゃを見つけましたが
欲しいと言えませんでした。

その時の気持ちは親に

「欲しいのかい?
買ってあげよう」

という優しさを期待して
待っていたのです。

しかし無情にもバスは出発しました。
こないだも同じような失敗をしました。

友人と出かけた時に
古本屋で貴重な本を見つけましたが、
迷った末に買えない。

「一也、帰るぞ」

と言われた時、
少し待ってと言えなくて
車は出だしました。

子供の頃による失敗が
大人になっても設定として
残っていたからです。

でもさすがに年をとったから
転んでも無料では起きません。

今、本当に欲しいもの。
それは自分のオリジナル作品。

夢を叶えるためにすべき事は
行動です。

空想に浸りこんでそれで満足してたら
作品は完成しません。

勝つことは厳しい現実の追求をした後にあるもの。
具体的な行動をとことんやるのです。

そして欲しいものは欲しい
と素直に言うこと。

自分の望む気持ちを表現するのです。

この世界でこの人物で
この物語じゃないと満足できないんだ、
と自分の本音を押し出す。

作品で嘘をついたらいけません。

作るべきは金や人気のためではなく
自分が納得して癒される異世界そのもの。

つまり現実世界に居場所が無いなら
仮想世界で居場所を創ってしまえ

という動機と理由です。
それにより攻めや行動は生まれます。

動機と理由を他人から貰おうとしてるから
いつまでたっても自分の味ができない。

他人はどこまでも他人。
あなた自身じゃ無い。

欲しいものに向かう気持ちが
行動に繋がります。

創作により居場所を見つけ
レベルアップした自分を手に入れよう。


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