七つの登場人物による行動領域

(1)敵対者

加害行為(A)、主人公との格闘その他の闘い(H)、
追跡(Pr)を含む行動領域。


(2)贈与者
呪具贈与のための予備交渉(D)、
主人公への呪具の贈与(F)を含む行動領域。


(3)援助者
主人公の空間移動(G)、不幸あるいは欠如の解消(K)、
追跡からの救出(Rs)、難題の解決(N)、主人公の変身(T)を含む行動領域。


(4)王女(探し求められる者)とその父
難題を課すこと(M)、標をつけること(J)、
[ニセ主人公の]正体を暴露すること(Ex)、
[主人公を]発見・認知すること(Q)、第二の加害者の処刑をおこなうこと(U)、
[主人公と]結婚すること(W)を含む行動領域。


(5)派遣者
[主人公を]派遣すること(「つなぎの段階」としてのB)のみを含む行動領域。


(6)主人公
探索に出立すること(C↑)、贈与者の求めに応ずること(E)、
結婚すること(W)を含む行動領域。


(7)ニセ主人公
探索への出立(C↑)、贈与者の求めに応ずること(ただし、つねに否定的な応じ方。E)、
さらに不当な要求をすること(L)を含む行動領域。


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