どんなに売れなくても どんなに理解されなくても 死ぬまでついてくる究極のお客さん。 それは作っているその人自身。 ただの自己満足といわれても それはそれでいいじゃないですか。 媚びへつらっても しょうがない。 ヘンリー・ダーガーという作家は 病んだ自分を癒すためだけに 60年もかけて、 たった一つの作品に取り組み続けたそうです。 全15巻による1万5000ページの 超大作『非現実の王国で』 この孤独な作品群が物語るものは、 認められず不遇のアーティストたちに 希望と勇気を与えてくれることでしょう。 ちなみにそのイラストが 一枚数千万円もプレミアがついています。 ここまでくるとただの自己満足を超えています。 自分はアウトサイダーに成らないから アウトサイダーたちの集いである同人即売会で 売れないのだと思いました。