イシハラ式ラクラク作文シート
このテンプレートは、
より一般的で日常的な文章書きの用途に
使えるものである。
とりあえずの国語力
石原大作(著)
より引用。
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01 主張 私は(______)の(______)について
(______)と考えます。
02 根拠 なぜなら(______)だからです。
03 定説 一般に(______)とされています。
04 権威付け (______)によれば(______)とされています。
05 具体例 たとえば(______)です。
06 事例 かつて(______)ということがありました。
07 比喩 まるで(______)のようなものです。
08 疑問 なるほど、たしかに(______)という面はあります。
09 反論 しかし(______)ではないでしょうか。
10 繰り返し それゆえ(______)すべきなのです。
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■使用例1
01 主張 私は(今後の文章能力)の(向上)について
(ツイッターよりブログ記事を書くことが最適)と考えます。
02 根拠 なぜなら(ブログは思考型メディア、ツイッターは感情型メディア)
だからです。
03 定説 一般に(定義として、ついったーは単に短いブログ)とされています。
04 権威付け (更に考察をした多数のブログ記事)によれば
(ブログは一対一の深掘り型、ツイッターは多対多のリアルタイム形)
とされています。
05 具体例 たとえば(ツイッターではリアルタイムに思いついたこと
を大勢に披露できるのと対照に
ブログでは時間を置いてじっくり考察を深めることができるの)です。
08 疑問 なるほどたしかに(Togetterを利用してブログの代用にする)
という面はあります。
09 反論 しかし(Togetterによるまとめはあくまで「リアルタイム」の蓄積
でしかなく、あまり深掘りできていないの)ではないでしょうか。
10 繰り返し それゆえ(文章能力の向上のために、ツイッターのまとめではなく、
ブログ記事を執筆)すべきなのです。
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■使用例2
01 主張 私は(語彙)の(増強)について
(本を読むのが一番)と考えます。
02 根拠 なぜなら(人が最も新しい語彙に触れるのは読書を通じて)
だからです。
03 定説 一般に(読書量が多い人は言葉を多く知っている)
とされています。
04 権威付け (ある研究者)によれば
(子どもは自発的に本や雑誌など読んで、
新たな語彙を獲得している可能性が高い)とされています。
05 具体例 たとえば(子どもは年間で約100万語に接し、
年間15000?30000語の新しい語に接しているのなら、
最大で年に2250?4500語を習得するという研究があり)ます。
08 疑問 なるほどたしかに(日常会話やテレビから受けるコトバは
他からよりずっと多い)という面はあります。
09 反論 しかし(日常会話やテレビにはやさしい言葉が多く、
新しい語彙に接する機会としてはあまり期待できないの)
ではないでしょうか。
10 繰り返し それゆえ(語彙を増やすためには読書を)すべきなのです。
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