「探検ドリランド」の売上1年分は、 数百万本クラスのコンソールゲーム(コンシューマ機用ゲーム) と同じ規模感がある、と指摘。 国内の家庭用ゲーム市場規模は減少傾向にある。 エンターブレインによると、 2010年は前年比9%減の4936億円で 3年連続で減少した。 一方、ソーシャルゲーム市場は 2010年の約4・4倍の1120億円と急成長している。 収益化モデルの構築には,失敗に意味があることを きちんと演出することが重要であり、 有料アイテムは見た目に効果が分からないとダメだという。 「細かなゲームバランスよりも課金機会の演出、効果の演出のほうが大事」 と岸田氏は指摘する。 「探検ドリランド」では「自己顕示欲の最大化」がポイントとなる。 無課金のライト層は集客、課金額の多いミドル・ヘビー層は 収益の役割をそれぞれ担っている,と岸田氏は説明する。 その比率はライト層が83.5%なのに対し、 ミドル層が12%、ヘビー層が4.5%である。