ごっこ遊びをした年代は豊かだ
■ごっこ遊び
子供らにしてみれば模倣の対象は実際問題として「何でも良い」わけで、
身近な大人である親などの生活を真似るままごとから
テレビ番組(子供番組)や絵本・漫画など身近な娯楽作品の登場人物、
様々な職業に関連するもの、動物・植物から生物ですらない乗物・道具まで
空想次第で様々なものに「変身」して楽しむ。
こういった「ごっこ遊び」は民俗学的に見ても
祭や儀式の様式として様々な類型も見出され、
文化的な雛形とみなすこともできる。
■ロール・プレイング
役割演技(やくわりえんぎ)とは、現実に起こる場面を想定して、
複数の人がそれぞれ役を演じ、疑似体験を通じて、
ある事柄が実際に起こったときに
適切に対応できるようにする学習方法の一つである。
大事なことは次の通り。
1.シナリオは理想の流れを描くこと
2.演者は設定された場面に応じて気持ちを込めて演ずること
3.身のこなし、動作なども伴うようにすること
4.セリフは口語に代えてもよい(ただし、言葉遣いに重要なねらいがあるシナリオ=接客応対場面など=では、一言一句に決まりがあるかもしれないので注意する)
5.自然な流れになるように何度でも繰り返し演技をする
6.毎日訓練すると効果的だが、その場合はいつでもシナリオの冒頭から始める
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