序章 ポストモダンとオタク/ポストモダンと物語/ ポストモダンの世界をどう生きるか 第1章 理論 A.社会学 ライトノベル/キャラクター1/ポストモダン/ まんが・アニメ的リアリズム/想像力の環境/二環境化 B.文学1 現実/私小説/まんが記号説/半透明性/文学性 C.メディア 「ゲームのような小説」/ゲーム/キャラクター2/ 「マンガのおばけ」/ゲーム的リアリズム1/コミュニケーション 第2章 作品論 A.キャラクター小説 環境分析/『All You Need Is Kill』/ゲーム的リアリズム2/ 死の表現/構造的主題 B.美少女ゲーム 美少女ゲーム/小説のようなゲーム/『ONE』/ メタ美少女ゲーム/『Ever17』/『ひぐらしのなく頃に』/ 感情のメタ物語的な詐術 C.文学2 『九十九十九』/「メタミステリ」/プレイヤー視点の文学/ 世界を肯定すること <付録A>不純さに憑かれたミステリ――清涼院流水について <付録B>萌えの手前、不能性に止まること――『AIR』について