東大オタク学講座による「ファン」と「オタク」の違い
つまり「ファン」と「オタク」の差は、
対象と自分との関係を振り返れるかどうかなんです。
『銀河旋風ブライガー』が好きなら、
ただ「ブライガーがいい!」と叫んだり
あらゆるアイテムをコレクションしたりするだけでなく、
「なぜ『銀河旋風ブライガー』と言う作品が
自分にとって素晴らしいのか、特殊なのか」
を自分の言葉で語らなければならないのです。
当然、これには「好きなだけ」「集めるだけ」とは一線を画した、
高度な知性が要求されるでしょう。
そうオタク道に入るためには
生半可な努力ではだめだということ。
真にオタクの人というのはそのために多くの代償を払い
時間とお金をつぎ込み一つの対象を極めているような人物であって、
本来は尊敬されてしかるべき存在だと思う。
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ここに創作のヒントがあると思う。
ただ知ってるだけじゃなく、
自分はどう思うのか、なぜ表現したいのか
つまり動機と理由。
その独自性による質と量と数。
それこそがクリエイトだと思う。
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