チャラ男が勉強をできるわけ

高校生の時、
予備校に通っていました。

ある日、髪の毛を緑色にした
チャラ男を見かけます。

ところが
その男は模試のランキングを見て

「あ、俺ここだ」

と上位の方を指差すではありませんか。

そこで自分は

ああ、演歌歌手のように
苦労して頑張るよりも

ブランド物のバッグを買い物する感覚で
パズルを解くように勉強するやつに負けた

と思いました。 

それから15年ほどして
ある本に出会います。

その本によると
目標には上位目標と下位目標の二種類があり
下位目標のほうが達成しやすいとありました。

そして自分をまず大きく見せて
上から引きずり下ろすようにすると
簡単に達成できるそうなのです。

つまり予備校で見たチャラ男も同じ。

俺はもっと賢くて上ですからー、という上昇志向と
勉強なんてパズルと同じで簡単という下位目標。

そして上から下にがんがん踏みつけるように攻めたので
簡単に達成して模試のランキング上位。

もし勉強で行き詰ったら?
そこは予備校。

教えてくれる先生はたくさんいますし
そのためにお金を払って通うわけです。

チャラ男でもたくさん大学に合格者を送り込めれば
先生たちの給料にも差が出ます。

これで自分もチャラ男になるわけではありませんが
考え方を変えなければいけないと思いました。

まじめ過ぎはバカです。


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