ビックリマンができるやつはシナリオも書ける

子供の頃、夢中でアニメを観て
シールを集めてました。

コンプリートはできませんでしたが
ヘッドを当てたときの感動は憶えています。

中古屋で偶然『ビックリマン大事典』という
クイズに答えてポイントを稼ぎ、
それでシールを買うDSのソフトを見つけます。

1段から31段まで1440枚が
全てデータとして入っているので、

頑張りさえすれば、
コンプリートが可能です。

ある小説家の先生はビックリマンを
分離と代用と再構成の
素晴らしい参考資料と語っていました。

自分にも覚えがあるのですが
ラジコンや時計などの機械を分解するのが
男の子特有の欲求でした。

つまりビックリマンが
まさにそれなのです。

少しだけ物語の書いたシールを集め、
友達と交換して自分で再構成する。

分かりやすく言えばDJ。

CDやLPレコードからサンプリングし、
それを小さい要素までカットアップし、
リミックスでまとめる。

これができる人は、
クリエイターに成れます。

そうした意味でビックリマンは
最高の創作資料なのです。


インデックスへ戻る