今の自分は「仮の姿」であり、 「本物の自分」は別にあるはずだと思いこみ 「もっと自分に適した仕事」を求めて、 転職や離職を繰り返す心理。 青い鳥症候群の若者が 流れ流れてドロップアウトの場に 落ち着くまでの話。 人生は自分らしい居場所を見つける旅である。 そしてメインの世界に入れなかった人たちが 地方のサブカルチャーに癒される。 映画『バーレスク』で 田舎の歌がうまい少女が 都会に出て歌手の仕事を求めるが どこも断られてしまう。 そして日が暮れて夜になり 偶然にも裏舞台である バーレスクを観て感動する。 表で受け入れられなかった少女が 裏に受け入れられて成功する。 考えてみると面白い話です。 ちなみにアメリカでは1920年代に、 ある劇場でコーラスガールのスリップの紐が切れて それが反響を呼びバーレスクショーが始まった と言われるが、実際いつどこで始まったのか定かではない。