安全牌に背を向けて生きる辛さ

クリエイターを目指し
ずっと変わり者を続けてきたので
もはや普通の人はできなくなった。

ベンチャー起業をせずに
サラリーマンで生きれば
さぞ楽だろう。

成功できずに同じような日々が
繰り返されると怖くなる。

このままプータローで
人生を終えるのではないかと。

自分も30を過ぎて
若いとはいえない。

妻や子供が欲しいし
借金苦から解放されたい。

そのためには成功が
どうしても必要なのだ。

鳴くまで待とうホトトギスと言うが、
現実にそこまで待つのは辛い。

勝つまで挑戦を続けるのが秘訣と言うが、
たまに自分はいったい何をしてるんだろうと虚しくなる。

未来が怖い。今がどんどん過去になる。
過去を振り返り、あまり進歩がないなあと落ち込む。

好きな小説家は文学部の募集で
偶然TVゲームのイベント構成を担当したら
評価されてゲームライターになり成功した。

大学は8年生まで在籍し、
かなりいい加減で適当だったそうだ。

そんな経歴の人が、
しっかり売れ続けている。

逆に良さそうな高学歴の人たちが
学歴のシステム崩壊で落ち込んでいる。

物事は分からないものだ。


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