味は盗め

ある料理の本から。

「新入り、ぼさーっと待っていても
料理の作り方は誰も教えてくれねえぜ。
盗むのよ、それしかねえのさ」

独学で味を出せる人は
とても少ないです。

多くの人は教えてもらうか
盗むかの2つしかありません。

盗み方のコツを紹介。

分解して
組み合わせを調べて
どうやってまとめているかを探る

細かく刻んで密度を濃くして、
意外な組み合わせをして、
新しい構成をする

DJでいうと
サンプリング、カットアップ、リミックス。

心理学なら
分離と移行と再構成。

人はいきなり変われません。
この3つを繰り返して
徐々に馴染んでいくのです。

パクリという事を恥じる必要はありません。
プロでもパクリは多いのです。

自己流のアレンジがちゃんと入っていれば、
それはもうあなたの味なのです。

結果論では完成しない 
失敗した途中過程を知らないから
成功できない

私は結果だけを盗んでいたから
結果を出すまでの途中過程が分かりませんでした。

どうやって
成功まで失敗をアレンジしていったのか

その途中過程や方法まで
盗むのです。

大学の教授に教わった方法。

「プログラミング言語の覚え方は
他人のプログラムを真似して
アレンジする。

それで自分のアレンジしたプログラムと
元のプログラムを比べて仕組みを理解する

そうやって覚える」


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